11月28日(土)☀☁:午後から役場十和地域振興局を会場に行われる第1回NPO&社会教育実践交流会in四万十町「地域×ワカモノ~ここで暮らす・ここに来て暮らす~」に出かけました。
この事業は高知県青年団協議会と高知県西部NPO支援ネットワークが共催して行うもので、若者が地域で暮らすための移住や生活の知恵などについて意見交換するものです。

最初に高知県青年団協議会森岡会長がオープニングトークを行い、続いて3名から基調講演が。トップバッターは森武士さん(現四万十町副町長・元十和村連合青年団長)で、1982年に「四万十川まつり」に取り組んだことや当時の青年団活動そしてこれからの青年に望むことなどを話されました。
続いては10年余り前に高知市から移住し、自然環境の良い松葉川地区に家を購入した大崎弘和さん(四万十ケーブルテレビ・松葉川青年団)が仕事を通しての住民とのつながり、集落で暮らすのに大事なこと、そして地域の青年団活動のすばらしさを熱く語っていただきました。
最後は関西出身で長崎県を経て10数年前に四万十町に移住してきた西本五十六さん(高知県西部NPO支援ネットワーク・大正中津川地域コーディネーター)が経歴や社会貢献活動歴に加え、移住時における地域との関係性やコツ、そして大正中津川に移住者が多い訳などを話され、永住するとのこと。

後半はパネルディスカッション。地域の青年(青年団・地域おこし協力隊)・婦人会・青年団OB・県青年団長・基調講演者など10名余がパネラーで高知県西部NPO支援ネットワーク大崎理事(県青年団事務局長)の進行で熱い議論が。
しかし若者はOBや婦人会そして高齢者の意見に押され気味でタジタジでしたが、そんな中にも助け船が。少子高齢過疎が進行する中山間地域における若者の立ち位置は重要です。誰もが共通認識を持ち、地域維持や地域の将来展望を描く活動を起こさねばと感じたところです。セミナーを通して多様な意見が聞けたとともに、地域の活性化へのヒントも得れた場となりました。
終了後には懇親会が行われ、和やかな中にも熱い議論が。そんな話からとも思われることから動きの兆しが見える事柄も。料理には森副町長が獲ったアユが十和地域振興局長の調理でテーブルに。 
懇親会終了後にはこの夜の宿泊場所「十和温泉」に場を移し4人での2次会を。それぞれ地域や行政の重鎮ゆえ期待の持てる話も。酔った場ゆえ堅い話もそこそこに温泉に。すべすべした湯に大満足。久しぶりの温泉は至福のひと時でした。
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