住民活動の原点では
7月19日(日)☁:いつもならそろそろ梅雨明けの時期ですが、まだ梅雨明け宣言がなされません。
午前は住民活動の場2か所に足を運びました。
最初は「仁井田カフェ」で、2011年春に社会福祉協議会が行った「仁井田小学校区生活支援サポーター養成研修」にかかわっていただき、その後地域の単位老人クラブが消滅したのちに地区全体の老人クラブ若手委員会として立ち上がった「仁井田倶楽部」が運営しています。
この団体は養成研修時が東日本大震災発生時期でもあり、地域の支え合いや助け合いの重要性を感じ設立したもので、仁井田小学校との交流や会員の親睦など多彩な活動を展開しており、昨年から地域コミュニティーをより良いものにしようとこのカフェを始めたものです。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で4ヶ月ぶりの開催となりましたが、地域の方は待ちかねており、この日は大盛況となっていました。
続いては四万十川にかかる最古の沈下橋である一斗俵沈下橋周辺で行われた「コロナに負けるな!川びらきin松葉川」に。この企画は昨年30年ぶりに復活した「松葉川青年団」が主催し、地域の盛り上げを目的に開催したものです。
四万十町民限定と言いながら多くの方が駆けつけ、来賓には町長・議会議長・教育長そして県青年団連絡協議会会長などが参加を。オープニングは松葉川青年団バンド演奏をバックに森岡県青年団連絡協議会会長が歌を、そして地元の小学生などが踊りを披露し場を盛り上げました。
わずか10人ほどの青年団員ですが、企画・準備・リハーサルそして本番と高いスキルで進行が。沈下橋を使った大声大会、カヌー・SUP体験・四万十サウナ、屋台出店、バンド演奏、宝さがしなど親子で楽しめるメニューが満載で大いににぎわいました。
この日の2つの催しはまさに住民主体の活動で、地域自治活動につながるものと思います。松葉川青年団は約半世紀前にこの地区での勤務中どっぷりかかわった活動でもあり懐かしく、またこの場には昔の青年団員の顔も見られ、現青年団への応援をしようとの話も。
この場で十和地区で半世紀ほど前に青年団で活動していた現町議会議員に遭遇し、現青年団との交流の必要性も話がなされました。高知県の青年団活動では北幡地区の青年団が現在でも存在しているようで、今の県青年団連絡協議会会長と事務局長が知り合いでもあり、これを機会に新旧青年団での交流を通して地域活性化の取組ができないか考えてみたいものです。
素晴らしい1日となりました。
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