寂しい話が
1月12日(木):午前は町内あちこちで用事を済ましましたが、寒波の影響で寒い日となりました。
午後は高知市に出かけ、昨年9月に身寄りが無く一人暮らしで亡くなった伯母の遺産相続について弁護士に相談で出かけました。
伯母は7人兄弟だったものの、子供が無く配偶者も死亡し兄弟も亡くなっており、相続人がいなく、私たち甥・姪17人が代襲相続することとなったものです。一人当たり僅かとはいえ遺産相続が発生するため法定相続による手続きをお願いするものです。遺産分割協議書の作成から遺産相続完了までの契約を結ぶこととなりました。
代襲相続人が少数なら自分で手続きも可能ですが、町外を含む県外在住者も多く相当の日数がかかりそうです。僅かな遺産で甥・姪が気まずい関係になることを避けるためにはこの手続きは必要と判断しました。
弁護士への用事が終わるととんぼ返りをして、大正地区民生児童委員新年会・歓迎会に社会福祉協議会幹部職員らと参加しました。
昨年12月に選任された大正地区の民生児童委員は18名で、その半数が新しい委員となており、この日の定例会後の新年会・歓迎会となったものです。
会場は大正にある料理の美味しい「松月荘」で、民生児童委員全員が参加し、明るい和やかな場となりました。
この「松月荘」は大正地区の料亭的な役割をしており、何時も美味しい料理が出されていますが、話を聞けば後継者が無く、利用者の減少もあり昨年12月で営業を終える予定のところ、やむを得ない関係でこの夜の宴会を引き受けたとのことでした。地域との関係は深く3月末までは散発的に営業を行うとか。
地域の少子高齢化と人口減少が進んでおり、客商売の飲食業にも大きな影を落としていることを感じました。この「松月荘」の美味しく特色ある料理がいただけなくなるとは非常に残念です。毎年行われている保育所関係の送別会は特別に行えるように配慮いただいているようです。
少子高齢過疎の進行が地域の衰退に色濃く反映されている例でもあります。人口減少に立ち向かう具体的な取組が急務ですが、オール四万十町総決起の時期でもあると感じたことでした。
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