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2016年7月 5日 (火)

大橋謙策論

7月3日(日):セミナー2日目は前日の分科会報告で始まり、メインは大橋謙策氏の講演でした。

Dsc03881 このセミナーは大橋謙策氏が関わり、香川県琴平町で開催され20年、四国四県を廻り14年が経過しました。

 今回の総括講演のテーマは、【『住民主体による地域づくり』-「限界集落」を乗り超える「地域未来家族」の創造ー】で、①「限界集落」、「消滅市町村」時代と市町村主権下における地方創生、②単身生活者時代における「家族」機能期待”幻想”の払拭と生活圏域における地域包括ケアシステムの必要性については、地域における共同生活者としての新たな「未来家族」づくりが求められているとのこと。

 また、『地域における「新たな支え合い」を求めて==住民と行政との協働による新しい福祉』(2008年3月31日)が出された意味と内容の重要性の理解。

 また、地域福祉の考え方として、現在では社会福祉の主流は地域福祉であり、地域福祉は、今までの「福祉六法」体制にみられる属性分野毎に求められたサービスを縦割り的に提供するのではなく、福祉サービスを必要としている人、あるいはその家族が必要としている多様なサービスを有機化し、本人は固より、家族への支援も含めて横断的、総合的にサービスを提供する新しいサービス提供システムを創ることであると。個別支援を通じて地域づくりを考える時期であるとも。

 今後の地域福祉は、住民主体の形成と社会教育行政、コミュニティ行政、地域福祉行政の連携が重要と締めくくられました。従来から我が社会福祉協議会職員等には住民主体の活動展開で地域福祉の充実を目指そうと語りかけていますが成果が目に見えないのが現実です。今一度この思想を大事にしながら社会福祉協議会の仕事に取り組まねばと思います。そのことが未来の社会福祉協議会の役割や地域福祉の充実につながるものと思っています。

Dsc03884 閉会行事の前には恒例となっている俳句「チイキノチカラ五七五」の表彰式が行われ、10選中3作品が参加していた四万十町民生児童委員の作品でそれぞれの力を感じました。その後は来年開催地である愛媛県八幡浜市社会福祉協議会会長から開催についての決意表明がなされ、再会を願い閉会となりました。

 地域福祉に関わる多様なセクターがある中、社会福祉協議会としてのミッションを明確にしながら多様な活動が展開できる四万十町社会福祉協議会となりたいものと感じたセミナーでした。

 

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