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2008年10月31日 (金)

ボランティア仲間はよいもの

10月30日(木):午後に中土佐町「矢井賀をよくする会」の話し合いに参加。これは先週の土曜日に地域の高齢者を対象にモーニングサービスをしたことの振り返りを。成果としては、「喜んでもらった」、「続けてほしい」、「月2回は」等の声があったとのこと。地域のサロンとして発展して欲しいものです。

 夜には施設開設以前から関っている身体障害者通所授産施設「あさぎり作業所」の第17回バザーの打ち合わせを。この施設に関わっていただいてるボランティアスタッフは私の後輩がほとんど。長きに渡ってサポートしていただいていることに感謝。

 あさぎりバザーは11月8日(土)に開催。前日の準備から当日の運営に至るまでの打ち合わせを施設職員と熱心に。私の福祉活動の原点でもあるこの施設が地域に必要とされるものに発展したことも大きな喜び。

2008年10月30日 (木)

積極的な子育て支援を訴えます

10月29日(水):1991年に身体障害者通所作業所開設のきっかけとなったご利用者が施設を退所するとの連絡を受け、午後にあさぎり作業所に足を運ぶことに。

 この町で障がい者が働ける場をと施設開設から17年間、この取組みのきっかけとなった本人の退所には少なからずショック。しかし、本人と顔を合わして話をすれば事情も十分理解でき、止むを得ないかと。

 背景には障害者自立支援法での利用者負担や、昨年に亡くなられた父親のことや経年による体の限界など、一つ一つ肯かざる理由に心を痛めることに。悲観的ではなく前向きで積極的な人生設計をして欲しいもの。身体に気をつけて頑張って欲しいと激励を。

 彼がここ20年近い私の人生を作るきっかけとなったことは間違いなく、またこのような経験が自分を育ててくれたことも事実。地域福祉の原点を教えてくれた彼の行動でもあったと思っています。

 夜間は保育所の統廃合計画についての意向を聞くための仁井田地区にある保育所保護者会の合同会議に。

 1地区1保育所の方針は旧窪川町の時から窪川児童福祉協会が描いていたもので、この地区にある2保育所は老朽化し、将来の予測では少子化により現状維持は困難。

 その条件化、我が法人が将来展望をしつつ検討しているのは、統合保育所建築と合わせて施設改善と保育内容の充実。現在のサービスでは限界のある乳児保育・一時預かり保育そして保育に欠けない子どもをも預かる「認定子供園」の役割も必要かと。子育て環境改善は私たち社会福祉法人に課せれた役割。地域や子供のために.取り組み課題が明確に。

 保護者を対象とした話し合いにもかかわらず、多様な意見が聞けた話し合いに。今後は時期を見計らいつつより一層積極的な取組みが必要と実感。

2008年10月28日 (火)

秋空と柿の実

10月28日(火):朝は冷え込んだものの、日中は秋晴れですがすがしい1日に。久しぶりの晴天の下、昼を挟んで田圃や畑の岸に生い茂っている雑草の草刈を。マメに草刈を行なうことで「セイタカアワダチ草」は減少傾向。畑の柿の木には甘柿が生っていて草刈の合間に取って味見を。この時期となると結構甘みが。二つの柿の実を腹の中に。

 夕方には雲一つ無い空に。明日朝の冷え込みが想定されます。

市町村社協の力量が試される

10月27日(月):15時前に自宅を出て高知市市民活動サポートセンターでの「第9回(2008年度第2回)災害ボランティアセンター等体制づくり検討委員会」に。

 途中須崎市で在職中で交友のあった者が勤務する職場を訪問。郵便局は昨年の民営化後、非常に厳しい労働環境になったばかりか、マスコミ等のアンケート結果にあるとおりサービスダウンに苦慮している模様。小泉内閣の負の遺産を労働者ばかりか利用者が負っている事業形態は長続きしないように思えるのですが。利用者も郵政関係事業経営にもっと感心をはらうべきでは。考えようによってはユニバーサルサービスを行なう郵便局は地域住民福祉の拠点であるともいえるのでは。

 災害ボランティアセンター体制づくり等検討委員会は、今秋県下3会場で開催した「災害ボランティアセンター立ち上げのための実践講座」を振り返り、講座の必要性は認知されているにも関わらず、市町村社会福祉協議会などの取り組みには温度差が。現在開催しているこの実践講座は南海地震を想定したものとなっており、地域にその意識とスキルを求められるもの。地域力や住民力を確立するためには市町村社会福祉協議会の意識を高めることが肝要。社会福祉協議会が独自で活動展開が出来る仕組みの確立に向けて粘り強い取組みの必要性が。

 今年度からは「災害ボランティアコーディネーター実践講座」(上級コース)をスタートさすこととなっており、今回はその具体的な内容について検討を。実施日時は来年1月28・29日の2日間。災害ボランティア関係で全国に知られている栗田暢之さん(愛知:特定非営利活動法人レスキュー・ストックヤード代表理事)、北川進さん(宮城:社会福祉法人宮城県社会福祉協議会みやぎボランティア総合センター所長)、そして地元の山崎水紀夫さん(特定非営利活動法人NPO高知市民会議理事長)を講師陣に2日間みっちり研修することに。

 災害ボランティアセンター体制づくりや災害ボランティアコーディネーターの育成は社会福祉協議会の大きな役割の一つ。日ごろからの積み上げた取組み無しには確立できないもの。地域福祉の原点となる助け合い・支え合いの仕組みが出来るのか、市町村社会福祉協議会の力量が試されることに。わが町の社会福祉協議会も早急な仕組みづくりに取り組まねば。

 帰途に夕食を済まし、帰宅時に見た夜空には星はきらめき寒空を感じたところ。23時前に自宅に。

2008年10月26日 (日)

コンビでボランティアに

10月26日(日):秋のイベントが多いこの時期にしてはめずらしく時おり小雨がぱらつく一日に。

 恒例となっている身体障害者療護施設の「オイコニアまつり」に親友とともにボランティア参加。この祭りは施設開設の翌年から開催されて、今年で14回目。現在この法人の役員をしているものの、当初よりご利用者や職員等に知人もいて初回よりボランティアで関わっているもので、毎回駐車場係りを。

 今回は天候には恵まれなかったものの、時おりの小雨でイベントにはほとんど支障が無く一安心。ボランティアでの役割は慣れたもので親友などとは連携はバッチリ。限られた駐車スペースを有効にお客さんの誘導を。最後には餅投げの役割をしてイベント終了。不順な天候にも関わらず、多数のお客様の来所に感謝。立ちっ放しの4時間余りのボランティアは何のそのと言いつつ足腰に少しの疲れが。

 このイベントに参加してくれていた社会福祉協議会への1ヶ月の研修大学生に感想を聞くと楽しかったとのこと。「オイコニアまつり」はすっかり地域の祭りとして定着。町内外各地からの出演や模擬店参加がそのことを物語っています。このイベントに参加いただいた方から、このブログについての感想も聞かせていただき、交流のありがたさを痛感。

 帰途ではなじみの「喫茶・ケルン」でコーヒータイムを。この時期の週末はイベントや行事が目白押し。来週日曜日は四万十町障害者連盟の日帰り旅行の運転ボランティア、11月8日は「あさぎりバザー」と続きます。明日午前はオイコニアの運転ボランティアを予定。身体を動かしているうちが花か。

2008年10月25日 (土)

公共交通会議と地域づくり

10月24日(金):前夜飲酒で車を置いて帰ってきたため取りに行き、10時からは「第2回四万十町地域公共交通会議」に出席。今回の議題は、①今後の四万十町の公共交通の方向性について、②住民意向調査の方針及び概要について、が主なもので、具体的な内容や取り扱いについては委員から選任された5名の幹事会で検討することを確認。その幹事会委員に選任され、またまた役割が膨らむことに。我が辞書には「断る」の言葉は無いのか。しかし、移動制約者や移動困難者の地域課題は多く、住民活動を進めている立場からは無視できない課題であるもと。

 午後は、以前から関わっている中土佐町矢井賀地区の「矢井賀をよくする会」世話人会に出席。地域の女性を中心にして地域を良くしようとの思いに共感して関わり、半年余り。この間、地区住民を巻き込んでの食事会、対面型良心市「一の市」、盆踊り、地域づくり視察研修など積極的に取組み、彼女ら自らが企画した「高齢者モーニングサービス」が25日スタートに。

 モーニングサービスの試食と打ち合わせを兼ねての場には、ボリューム満点の料理(?)が。舌鼓を打ちながら本番への心意気を感じることに。ここで男性と女性の地域づくりのスタンスの違いを痛感。形にとらわれない女性の柔軟で現実的な考えに共鳴を。女性中心の地域づくりにエールを。

 帰途にはなじみの喫茶店に立ち寄り、美味しいコーヒーをいただき日暮れに帰宅。ゆったりした1日であったものの、中身は濃いものに。 

協働のまちづくり推進会議にゲストを

10月23日(木):夕方からは結構強い雨が。夜間は「四万十町の10年後をつくる会」を開催。協働のまちづくり推進を目的に毎月開催しているものの、ここに来て3分科会の歩みに差が。とりわけ、私たちの分科会「農産物の集出荷体制の整備」は暗礁に乗り上げた感じで、今回は情報収集のためゲストを招致。

 ゲストは財団法人高知県自治研究センター研究員の黒潮町役場の2氏。情報提供の内容は「「高齢者が行なうコミュニティビジネスがもたらす福祉的効果に関する基礎調査研究」で、具体的には農産物の集出荷体制の整備を行い、直販所への流通ルートの確立、また現金収入による生きがい対策など、多面的な効果と展望が織り交ぜられた社会実験の模様。

 私たち分科会のテーマが、このまちづくり推進会議が目指す「協働」にはフィット出来ないことへのジレンマを感じつつ、多様な考え方の中から取り組むべき方向性が少しは見えたかも。

 また、「子どもの居場所づくり」分科会は夏休みから週1回開催しており、先日には評価会と今後の取り組みについての話し合いを。「交流・移住希望者の受け入れ態勢の整備」分科会もゲストを招き検討した結果、まず町内を知ることから始めようと12月には1泊2日のツアーを企画するところまで進展。面白い進み具合なものの、我が分科会の行く末には暗雲が。11月は25日に例会と忘年会を兼ねて開催予定。

 終了後はゲストの2人と近くの居酒屋で懇親を。土佐くろしお鉄道下り最終便までの2時間をハイペースで。帰宅後入浴以降記憶喪失に。

2008年10月22日 (水)

高知県ボランティア・NPOセンター時期3カ年戦略

10月21日(火):昨日に引き続き素晴らしい秋空に。稲刈り後、田圃に放置していたコンバインの後始末ののち高知市での「高知県ボランティア・NPOセンター第44回(2008年度第4回)運営委員会幹事会に出席。まず2008年度事業の進捗状況について情報共有と意見交換を。

 議題ではNPO法施行から10年となり、高知県ボランティア・NPOセンターとしての「10年史」づくりついて意見交換。高知県ボランティア・NPOセンターの中に「10年史」プロジェクトチームをつくり、出版に備えることを確認。

 また「県域の中間支援組織らしい事業」と「次期3ヵ年戦略(2010~2012年度)策定」の議題では、高知県ボランティア・NPOセンターの役割をどう位置づけていくのか。5年後、10年後を想定して支援すべきボランティア・NPOの姿とは。とりわけ市町村ボランティアセンターの強化支援の方策はあるのかと、現在の市町村ボランティアセンターの本気度を議論。それに関わる高知県ボランティア・NPOセンターのあるべき姿と市町村社会福祉協議会におけるボランティアセンター事業との関連は。など、相当激しい議論に時間を割きました。

 社会ニーズから市町村社会福祉協議会やボランティアセンターがそれに応え得る組織となり、人づくりや地域づくりに力が発揮できるかが大きなポイントに。グローバルな社会づくりに取り組む社会福祉協議会の役割が明確にされた気がしたのは私だけだったでしょうか。遅い夕食をゲンダイ(高知市春野町)で摂り、帰宅は23時過ぎに。

NPO支援組織ネットワーク会議に

10月20日(月):午前は月2回程度の身体障害者療護施設の運転ボランティアに。朝は冷え込んだものの、日中は温度が上がり汗ばむほど。

 午後から高知市市民活動サポートセンターでの「2008年度第5回NPO支援組織ネットワーク会議」に出席。この会議は県内のNPO中間支援組織である特定非営利活動法人環境の杜こうち、財団法人高知県国際交流協会、財団法人こうち男女共同参画社会づくり財団、特定非営利活動法人NPO高知市民会議、高知県ボランティア・NPOセンター、そして特定非営利活動法人高知県西部NPO支援ネットワークの6団体から構成しており、中間支援組織の情報交換や共通課題への取組みをしているもの。

 今回は春より取り組んでいるマスコミを活用した「市民活動の魅力」を伝える情報発信の仕組みの検討で、「高知新聞との協働編集」に関する情報共有・体制づくりについての具体的な話し合い。企画案ではNPOサポートチーム(NPO支援ネットワーク会議)と高知新聞が協働編集し、月1度『さぽしん』として地域版一面を使うと言うもの。来年1月&4月発行を予定しているものの課題もいくつかあり、更なる詰めが必要との認識がされました。

 しかしながらこの企画は地方紙としては斬新なもので、高知新聞も新たな紙面づくりと期待している模様。楽しみでもあります。またこの企画に関わるなかで、「こうちNPOフォーラム2008」において11月29日(土)初日に「想いが伝わる情報発信のツボ」と題して、トークを行なうことに。高知県ボランティア・NPOセンター又はNPO高知市民会議のホームページのご覧を。

2008年10月20日 (月)

不良がたたって

10月19日(日):近くの国道56号沿いにある「道の駅・あぐり窪川」ではかかし祭りが開催されており、のぞいて見ると天候にも恵まれ多くのお客さんで賑わいが。

 2日続きの深夜までの飲酒がたたったのか、疲れが出てきて文庫本の小説を読んでいると知らぬ間に夢の中に。先日の稲刈りで干していた藁の片付けがこの日唯一つの身体を動かす作業。しんどさと少しの風邪気味で元気はいまひとつ。

 夕方のテレビで10月第3日曜日は「孫の日」とか。その孫の相手もほとんど出来ずに終った1日に。今週は22日以外は毎日会議が。気合を入れないと。

障がい者通所作業所合同運動会

10月18日(土):社会福祉法人さくら福祉事業会が運営する障がい者通所作業所のさくら(佐川町)、どんぐり(越知町)、なのはな(いの町)、あさぎり・やまびこ(四万十町)合同の運動会が昨年に引き続いて四万十町農村環境改善センターで行なわれ、いつものようにボランティアスタッフで参加。

 運動会には約100名の通所利用者のほか家族・職員・ボランティアも参加。田村所長の開会挨拶で種目がスタート。3チームに分かれての運動会は和やかな中にも真剣な競い合いが。昼食時にはアトラクションとして地元ボランティアグループによる踊りが披露され、拍手喝采。もともとこの運動会にはあさぎりボランティアスタッフをはじめ、多くのボランティアが運営などに関り、町外施設の職員からは「来年もよろしく」と言われるだけのことはあります。

 夜には地元のボランティアスタッフや職員らと運動会の打ち上げを兼ね、11月8日開催の「あさぎりバザー」の打ち合わせも。居酒屋での一次会は大盛り上がりし、続く二次会も勢いが衰えず、帰宅は遅い時間に。2日続きの深夜までの飲酒は少し身体にこたえます。とは言え、楽しい時間を共有できる付き合いが出来ることは嬉しいもの。

2008年10月19日 (日)

障がい者日帰り旅行下見に

10月17日(金):11月2日に予定している「四万十町障害者連盟」の日帰り旅行の下見の運転ボランティアで。この下見には障害者連名役員役員と社会福祉協議会職員とともに5名が参加。

 依頼されて作成した旅程表に基づいて下見を。最初には高知市五台山にある「牧野植物園」に。現在は土佐出会い博の一環として企画展が行なわれており、ゆっくりできるようにと当日の昼食予約をと相談するも、席数の状況で不可能に。急遽、昼食場所を検討せざるを得なくなり、車で少しの移動で行ける「国民宿舎・桂浜荘」に足を運び、昼食をとるとともに聞き合わせを。

 続いて桂浜で龍馬の目線で太平洋を望む「龍馬に大接近」の様子と、ミュージカル「龍馬」高知公演が行なわれる高知市文化プラザ「かるぽーと」、そしてイオン高知と日帰り旅行当日に予定している訪問場所総てを下見し、17時過ぎ窪川に帰ることに。旅行には必ず下見は必要。近くと言っても手を抜けば苦労をすることに。過去の経験から言うと。

 

 一人暮らしの高齢者を田舎に残して都会暮らしている親友が今年3回目の帰郷。痛飲をしながら楽しいひと時を過ごすことに。

地域課題を住民会社で

10月16日(木):朝8時窪川を出て、県地域づくり支援課と県民生活・男女共同参画課員と共に県西部地域に。目的は県が取り組んでいる地域づくりの現状と地域課題や住民意識等の把握をし、行政やNPOがその取り組みにどう関わることが出来るのか研究・具体化するためのものです。

 最初に訪ねたのは四万十市西土佐大宮地区にある株式会社大宮産業。この会社は高知はた農協の出張所廃止を受けて、2006年5月に発足したもので、約150戸・340人の住民生活維持を目的にしており、約100戸が会社に出資しているところが特徴。

 とりわけこの会社の売り上げの多くはガソリンスタンドによるもので、車社会や農業地帯での燃料の必要性を痛感。19年度からは店舗事業に加え、農産物受委託事業で大宮米と野菜類の販売を行い、地域内への用品等販売にとどまらず、地域外への販売で経営基盤を確立しつつあり、新しい地域づくりのスタイルとして注目です。

 この大宮地区は宇和島市に30km、中村に50kmの位置にあり、隣接は愛媛県松野町目黒地区で、経済圏は愛媛県といわれています。住民が地域の維持に取り組んだ必然性があり、それは以前から青年団活動や公民館分館活動が活発で、地域に対する住民意識が高かったことに加え、「大宮まつり」など歴史ある取組み、また「大宮米」に象徴されるように地域への思いが共有されていることなど、地縁の活動を大切にしてきたことが窺えます。

 このヒアリングには大宮産業代表取締役と取締役の二人が参加いただき、十分な時間を割いて意見交換を。課題は自分の会社と言う住民意識の醸成。高齢化、格差社会、後継者問題、産地米と地域見直しなど、多くの課題にも息を抜かずに頑張るとの声を頼もしく感じました。会社といえども役員の報酬は費用弁償程度で、地域や住民のためにボランティア精神で汗を流している人がいる傍ら、中央では官僚の天下りや渡り鳥で僅かな期間に何千万という給与や報酬を受け取るこの国の姿には何時も腹立たしいものが。

 最後に店舗やその周辺を見させて頂いたものの、近年保育所と小学校の休園・休校が予定されており、中山間地の少子高齢は地域を問わないところに来ていることを実感しこの地域を後に。

 

 林道で山越えをして西土佐玖木経由で口屋内「農家レストランしゃえんじり」で昼食に。ここは地域の女性たちが数年前に地産地消で農家レストランを始めたもので、今ではすっかり地域づくりの核となっています。この日も埼玉県所沢市よりの高校生修学旅行生30数名や通りすがりの客で店は大賑わい。またこの事業には私たちもNPOと行政との協働推進事業で関わった経過もあり、商売繁盛はうれしくもあります。炊き込みご飯・菜めし・栗ご飯のほか10数種類の地域の材料を使ってのおかずの食べ放題に舌鼓。川えびのてんぷらやツガニ汁はここでの味わうが一番。食後のコーヒーをいただき次に。

 

 続いては黒潮町(旧)北郷小学校に隣接する大屋敷集会所で区長さんや地域の活動に取り組んでいる女性との意見交換。この地域は4集落約60世帯・170人からなっており、小学校は10年以上前に廃校となり、地域の少子高齢化が進む中、地域活動が活発になれば行政も目を向けてくれるのではと、地域の祭りの復活のみならず、新しく花火大会や夜桜鑑賞のぼんぼり点灯などに取り組み、典型的な中山間にかかわらず、交流人口の増加となっているとのこと。

 また地域で敬老会や運動会などの行事を行なうときに中心となって活動するグループとして約40人の「お助け隊」が結成され、日常的には地域の見守り活動にも関わっているとか。

 女性の皆さんは今後の夢として、廃校と核として冷泉・果樹園・野菜がり・ひまわり花畑・菜種油の採取などなど多くの声が出されました。これには黒潮町が昨年より導入している町職員の地域担当制と県地域づくり支援企画員の連携も効果を生んでいると感じたところ。当面は校舎を使ってのデイサービスやサロン事業そして校舎脇の田圃を菜種の花で埋めることと、現地を案内されながら熱い話を聴くことに。コミュニティがしっかりしているところの地域づくりは自然に進んでいくことを実感。

 夜は地元での「四万十町みらいネットワーク」10月例会を。今回は先月末に研修旅行で訪れた富山県「このゆびとーまれ」と松本市「ケアタウン・浅間温泉」の報告と、町内の身体障害者療護施設利用者が一人暮らしをすることを想定したサポート体制整備についてで、今後お年寄りなどの在宅生活支援へのヒントとなるはず。粘り強い取組みが求められていることを実感。

2008年10月15日 (水)

保育所経営に意識共有を

10月14日(火):秋晴れが続きません。

 午後は社会福祉法人窪川児童福祉協会の今年度第2回理事会を開催。理事会に入る前、町役場から保育行政についての説明が。今回の理事会は9月補正予算の承認と定款や各種規程などの条文等の整理が主なもので、理事会終了後には保育所長も交えて法人経営や保育所運営等について意見交換。少子化が進行している中での子育て支援のあり方など課題は多いものの、役職員一丸となって子供を中心にした保育所運営に努めることを確認した意見交換会に。

2008年10月14日 (火)

農作業の一日を

10月13日(月):体育の日は農作業の日。早朝より義母宅の籾摺り作業に。義弟夫婦らと保有米や縁故米そしてもち米を籾摺り機と米選機にかけて玄米に。今年は天候に恵まれて平年以上の収穫がありました。

 後片付けをして終ったのが15時。家に帰り先日稲刈りをしたときに残していた1アールほどの稲を収穫。これで今年の稲に関わる農作業は終了。来春までマイペースで過ごせそう。農協専務をしている義弟に聞けば、今年は豊作であり米価は低迷気味とか。高知県1の穀倉地帯がこの有様では何か寂しい気がします。国内の食料自給率が40%を切っている中、また食の安全が叫ばれているのに、この農地を活用した食糧生産基地化の取組みが定着できないことは行政課題の一つをいえます。

 現在の町行政には本気で農業振興を進めようとの意気込みが感じられません。米作のみならず、この広大な土地利用をしてどう農業振興をするのか、専門性を持つ行政職員配置が必要な時代となっているのに。一部の専業農家は一定の経営安定がされていますが、零細農家や兼業農家における農業収入は厳しいものがあります。そこの解決に本気で取り組む行政姿勢を求められていますが・・・・。

2008年10月12日 (日)

稲刈りも終わりボランティア活動に

10月12日(日):9日にマイ田圃の稲刈りが終わり、一段落。10日は天候不順となったため、1日で農作業を終えて良かったとの感じが。

 今日は兼ねてよりボランティア依頼されていた四万十市NPO法人高知県介護の会「第7回えびす昔むかし祭り」に参加。この祭りは私が土佐中村郵便局に勤務していたときにコムケアの支援事業でスタート。最初の祭りには当時のコムケア佐藤事務局長が来高され、高知空港(旧)に出迎えたことを思い出します。

 過去6回はえびすと東中筋中学校体育館で開催されていましたが、今回は四万十市立文化センターが会場となり、間六口さん(土佐のおひねり一座座長)がプロジュース。開場前からお客様の列が出来る状況で、約700名余の観客が開場を埋め尽くしました。

 オープニングは生バンド「南十字星」の演奏で始まり、歌謡ステージでは10名がノドの披露を。最後に歌われた井垣さんは山本譲二の「花も嵐も」を熱唱され、大きな拍手を受けました。彼は全国的な歌謡コンクールで優勝したとか。

 その後は間六口さんの「爆笑バナナのたたき売り」、「和太鼓一番風」の太鼓演奏、佐川さくらチンドンによる「寸劇」、もみじ連(徳島県)の「阿波踊り」、安来節保存会(島根県)の「安来節」、慶祥芳之助さんの「日本舞踊」、チンドンパレード、そして「お楽しみ抽選会」と続き、3時間にわたるバラエティショーが終了。準備・リハーサル・本番・後片付けと約1日にわたるボランティアも快い疲れが。

 一NPO法人が企画する祭りのイベントがすっかり地域に根ざしたことも大きな収穫です。この法人は宅老所からスタートし、在宅介護支援事業、そしてこの年末からは小規模多機能施設を開設することとなっており、まさに社会福祉協議会が行なう地域福祉を先取りしている感じです。

 

 

 

2008年10月 9日 (木)

四万十町の地域ブランド力は?

10月9日(木):ブランド総合研究所と言うところが「地域ブランド調査2008」の結果速報を9月末に発表。これは国内1000の市区町村を対象に、認知度や魅力度など63項目からなる調査を8月に実施し、全国35309人から回答を得たものです。

 この中で最も魅力のある町は札幌市となっていますが、この1年間で最も魅力度が上昇した市町村にわが四万十町がベストテン入り。これは離島や世界遺産がある観光地に続くもので9位にランクイン。

 また同時に町のイメージについて尋ねた調査結果でも「環境にやさしいまち」では堂々の全国3位。外部評価がされて嬉しい反面、実態はどうかといわれると「?」マークが。

 外部評価も大事ですが、それに見合う地域の姿や活動づくりがより重要です。外部評価に負けないまちづくりに取り組まねばとの思いも強く感じます。(o^-^o)

2008年10月 8日 (水)

社会福祉協議会理事会に

10月8日(水):女心と秋の空といわれるようにここ数日は不順な天候が続づいたものの、今日は晴天に恵まれすがすがしい1日に。

 午前は明日の稲刈りの準備と午後に行なわれるしまんと町社会福祉協議会理事会の打ち合わせを事務局・会長と。

 午後の理事会は、私が議長となり今年度予算の補正と評議員の補充などの議案審議。原案承認ののち、指定管理施設の事業所運営について協議を。

 夜空は月と星が眺められ、明日の天候が良いことを予感できます。稲刈りが無事に終えればバンザイ。

2008年10月 7日 (火)

災害ボラセン立ち上げ実践講座

10月6日(月):昨日の雨も上がり、秋晴れに。保育所経営法人の事務所で打ち合わせののち黒潮町に。午後から行なわれる「災害ボランティアセンター立ち上げのための実践講座」の前段で、高知県西部NPO支援ネットワーク理事らと11月末開催の「こうちNPOフォーラム2008」、この夏に総務省通知で出された「過疎地域等における集落対策について」の情報共有を。

 また、来年1月31日・2月1日と幡多地域で開催される「半島地域づくりフォーラムin幡多」についての打ち合わせを。このフォーラムは全国規模で開催され、今年は能登・天草に続いて3回目となっており、現地の地域実行委員会のメンバーの実働部隊には高知県西部NPO支援ネットワーク理事や関連NPOが関わっており、この打ち合わせが事実上の実務者会議。

 この打ち合わせには理事ら8名が出席し、最近黒潮町海のバザールに開店したうどん店「ほうばい」で行い、フォーラムでの県内の事例報告として、①県西部の広域でエコツアーのみならず、環境・福祉・地域づくり・協働推進などNPO中間支援で地域連携の活動をしている高知県西部NPO支援ネットワークの活動と、②Iターン者が幡多半島で関わっている活動事例、について行う方向を確認。①の報告については私が担当することになりそう。しかし、この西部ネットの各分野における層の厚さは貴重です。楽しめるフォーラムにと皆の気合を感じます。

 

 午後からふるさと総合センターで行なわれた「災害ボランティアセンター立ち上げのための実践講座」は今回で西部ネットのエリアでは5回目。南海地震を想定しての実践講座にはスタッフを含めて約90名が参加。この講座のテーマは「南海地震発生後、地域の力で『被災地のくらし』をどう守るか?!」で、NPO法人NPO高知市民会議山崎水紀夫理事長が「災害ボランティア活動と災害ボランティアセンター」について、過去の起きた自然災害の画像や事例をもとに基調講演を。この10年間でも98高知豪雨・01西南豪雨・旧窪川町水害・05四万十市水害など、この地域を襲った自然災害は記憶に残っています。

 今回の実践講座は模擬訓練をメインに「災害ボランティアセンターをどう運営すか!?」とのテーマになっており、参加者それぞれが災害時の役割を実感できるように設定され、戸惑いつつも訓練後半では冷静な対応が出来るように。

 今年は高知県ボランティア・NPOセンターとして、災害ボランティアセンター体制づくりの事業に黒潮町と中土佐町を指定しており、それぞれの町からも多くの参加者があり、積極的な取り組みを実感しました。ただ我が四万十町からの参加者は皆無で、情報提供の不備なのか機関のアンテナの無さなのか検証も必要に。災害に対しての危機感と支えあいの意識欠如なのか心配。この取組みを重ねる中から防災意識や支えあい意識の高まりにつなげたいものです。18時帰宅。

2008年10月 4日 (土)

土佐の日

10月3日(金):昨日は妻の実家の稲刈りを終えて一安心。腰など痛かったところも朝には回復しており、安堵。自宅の稲刈りを計画するも今年は田圃が乾きにくくて来週に見送ることに。コンバインの調子や稲刈りの道具などを確認し家でのんびりした一日を。

 先月末に訪れた際に松本市神宮寺高橋卓志氏から戴いた262ページにわたる「奇跡の学びの軌跡~尋常浅間学校10年鑑100回顧~」を読破。この尋常浅間学校は1997年6月に始まり、10年間100回の授業を神宮寺を中心に行なったもので、医療・保健・福祉・環境・人権・まちづくり・文化・芸能などをテーマに多彩な講師や著名人などの講演のみならず、鼎談・ワークショップ・実演などの様子が書かれており、昨年5月に終了したことは残念。

 この尋常浅間学校は、永六輔校長・無着成恭教頭・高橋卓志小番・金井奈津子小間使いで構成されており、私が知る教師陣は鎌田實(諏訪中央病院院長)・小室等(歌手)・佐々木久子(元「酒」編集長)・灰谷健次郎(作家)・伊奈かっぺい(タレント)・中山千夏(作家)・筑紫哲也(NEWS23キャスター)・小田実(作家)・辛淑玉(人材育成会社代表・コラムニスト)・長谷川きよし(歌手)・立松和平(作家)・杉田二郎(歌手)・ピーコ(服飾評論家)・谷川俊太郎(詩人)・岩川徹(秋田県前鷹巣町長)・惣万佳代子(NPO法人デイサービス「このゆびとーまれ」代表)・おすぎ(映画評論家)・佐高信(評論家)・新井満(作家)・川田龍平(現参議院議員)・浅野四郎(前宮城県知事)・中島啓江(歌手)など。

 そのほか多くの教師陣が関わり、多彩な授業やイベントを構成。神宮寺高橋卓志氏の企画もさることながら人脈の凄さを実感。常に毎回全国から100~500人が浅間温泉に。自由な発想を展開しながらの地域づくりは正にNPOの原点。今回の研修で得た大きなお土産の一つです。この本、読みたい方にはお貸しします。ご一報を。

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